先日、ウィンザーロッキングチェアの修理のご依頼をいただきました。
 
 
ウィンザーチェア修理
ゆらゆら揺れる分、通常の椅子よりも負荷がかかるのか、
背もたれの棒(スポーク)がところどころ抜けたり、座面の継ぎ目が外れたりしていました。
 
 
ウィンザーチェア修理
中には、折れて長さが足りなくなってしまっているスポークも。
 
 
ウィンザーチェア修理
一度すべて解体してから組み直していくため、バラバラにする前に、それぞれのパーツに番号を記しておきます。
 
 
ウィンザーチェア修理
座面もこんなふうに、バラバラに。
 
 
ウィンザーチェア修理
すべて解体した状態。
なんと35個のパーツに分かれました!
 
 
ウィンザーチェア修理
ここからは組み立て直していく工程です。
まずは座面から。
もともとは接合面を接着剤で圧着するだけの「いもはぎ」と呼ばれる方法で接合されていましたが、
今回は接合面に溝を彫り、
 
 
ロッキングチェア修理
「ビスケット」と呼ばれる、お菓子のビスケットそっくりな木のパーツを埋め込み、
 
 
ロッキングチェア修理
接着剤を塗って接合します。
これで以前よりも、座面の接合面の強度を上げることができます。
 
 
ロッキングチェア修理
クランプでがっちり固定して、座面は組み直し終了。
 
 
ロッキングチェア修理
続いては、スポーク製作。
折れて長さが足りなくなってしまったものが1本あったので、新たにオーク材を加工して作ります。
とても細く長いため、ろくろで作業中、ぶれないように集中・・・
 
 
ロッキングチェア修理
真ん中が、新しく製作したスポーク。
先端に向かってしゅーっと細くなっていくライン、たしかに繊細です!

この新しいスポークは、他のスポークと近い色に塗装して使います。
 
 
ロッキングチェア修理
古い接着剤をきれいに取り除き、新しい接着剤を入れて、
スポーク、背板、座面、脚を順に組み立てていきます。
 
 
ウィンザーチェア修理
ようやく修理完了です!
すっかりきれいに、丈夫に蘇りました。
 
 
ウィンザーチェア修理
これでまた、心おきなくゆらゆら揺れながら、くつろいでいただけそうです。
 
 


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