家具修理の現場を見慣れているはずのわたしたちスタッフでさえ、
思わずみとれてしまうような修理があります。

それは、割れたり欠けたりした家具の木部の補修。

テーブル割れ修理
バタフライテーブルのついた、大きな傷。
木が欠損してしまっている部分にパテを埋め、
元あった姿を想像しながら形を整え、
周囲の色に合わせて着色し、
さらに小筆で木目を描いて、ようやく完成するのだそうです。
 
 
テーブル割れ修理
修理前。傷のある箇所にマスキングテープが貼られています。
 
 
テーブル割れ修理
修理後。大きな傷も小さな傷も、すっかり消えてしまいました!
 
 
椅子の傷修理
こちらは、椅子の肘掛け(アーム)部分が欠けてしまっているのを補修したもの。
補修の手順は先ほど同じく。
修理後のアームの角は、どう見たって木なのに、木ではないなんて、
まるで手品を見ているかのようです。
 
 
椅子割れ修理
最後は、椅子の背もたれのフレーム部分が割れてしまったもの。
修理前写真はすでに、木工職人の手で頑強に接着されたあとの姿です。
微妙な溝を目立たなくするためにペーパーをあて面を平らにし、
周囲の色と馴染むように筆で着色して、完成です。
 
 
元の姿は知らないはずなのに、まるで元からそんな姿だったかのように再現してしまう塗装職人の凄技。
色の混ぜ具合や木目の濃淡など、どうやっているのか不思議で仕方がありませんが、
そのへんは「経験ですかね・・・」とのこと。
少しでも元の姿に近づけて、お客さまに「直ってよかった」とほっとしていただきたい。
そんな想いで日々家具に向き合っているからこその賜物だと思います。

だから、もしも大切な家具の一部が割れたり欠けたりしてしまっても、
もうだめだ、と落胆なさらず、どうぞご相談くださいね!

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