塗装職人・多田の前掛け。
これまでも塗装場で何度も目にしていたはずなのですが、
空の下であらためて見ると、すごい!
ゲージツがバクハツしています。

塗装職人多田の前掛け
使用歴約1年の前掛け。
 
 
塗装職人多田の前掛け
以前はポケットが沢山ある、首からかけるタイプのエプロンを使っていたそうなのですが、
1日じゅう首からエプロンをぶら下げていると首が凝るようになってしまったので、
腰から下だけの前掛けに変えたのだそう。
ポケット付きの前掛けがあまりなく、ホームセンターで見つけたものを購入したそうです。
 
 
塗装職人多田の前掛け
前掛け全面に広がる、筆のあとのようなもの。
塗料が飛び散ったのかと思いきや、実は、「前掛けでヘラに付いたパテを拭き取ったあと」。

家具修理の仕事では、家具の小さな打ち傷や隙間を埋める際、
熱で溶けるハードワックスというパテを使います。
そのパテを、小型のバーナーで熱したヘラで溶かしながら打ち傷や隙間に充填し、余分なパテを取り除けば、
やがて冷めて固まり、表面が平らになります。

そして、ヘラに付いたパテがまだやわらかいうちにこの前掛けでさっと拭き取るのだそうですが、
キレイなところで拭かないときちんとヘラの汚れが取れないため、
いつのまにか前掛けじゅうに拭きとりあとが・・・
拭き取り用のウエスを持ち歩くよりも手元でさっと拭く方が早いので、ずっとこのスタイルなのだとか。
 
 
固まったパテでパキパキの前掛け。
パテの拭き取りあとの数だけ、傷が治った家具があるのですね。
ちなみに、いよいよ拭くところがなくなってきたので、そろそろ買い替えるそうです。
多田の前掛けを見たい方はお早めに!