フィンガーマークスのオリジナルチェアには、デザイナー・岡野による、
「線」の美しさに対する並々ならぬこだわりが表現されています。
木のフレームが描くなめらかなカーブや、地面に突き刺さるかと思われるほどにしゅん!と削られた脚のラインは、
ミリ単位の緻密さゆえ、木工職人の腕の見せどころも満載。
そのうえ、スマートな美しさだけではなく「すべっすべ」に磨かれることで、
無垢材の手ざわりの気持ちよさも抜群なのです。
そんなわけで、「線」へのこだわりは、フレームだけでなく座面にも。
一般的な座面は、下から「座板・硬めのチップウレタン・柔らかいソフトウレタン」の3層構造ですが、
オリジナルチェアの座面は試行錯誤の末、
「座板・粘りの強いソフトウレタン」の2層構造に。
この”粘りの強いウレタン”は、お尻の重みをやさしく受けとめ、
なおかつ絶妙なやわらかさの座り心地をもたらしてくれる優れもの。
中身がぎゅっと詰ったもっちりむっちり質感で、
「結構いいの使ってるんです」と、椅子張り職人・宮本も太鼓判のウレタンです。
さらに、ウレタンを載せる座板にもひと工夫。
座板の角を落としアールをつけることで、ウレタンを張ったあとの角の形状がしゅん!とシャープに。
その姿はまるで、薄いチョコレートがサンドされたラングドシャクッキーの角のところのよう。
もちろん見た目だけでなく座り心地が良いかどうかも、いろんなお尻で検証済み。
すっきりとした座面と、スマートなフレーム。
フィンガーマークスのオリジナルチェアに隠された、こだわりポイントのご紹介でした。
お店で椅子を見るときは、ぜひ座面にも注目してみてくださいね!